w-inds.のもろもろをまとめたサイトをつくってみた
私がw-inked.inを作ろうと思ったのは2015年6月頃のことだった
気が付くと12月になっていた。6月からかれこれ7ヵ月もの歳月をかけてこのサイトを完成させたかというと、まさか、そんなはずはない。親しい友人に確認までしてもらって、GalaxyS3の標準ブラウザでは正常に動作しないことまで確認して、「よおし、これで公開しよー!」となったのは確か10月初旬のことだ。それから2ヶ月も空いてしまった。その間、別に何をしていたでもない。なんとなく、公開するタイミングを失っていたのだ。
2015年も残すところあと8日となって、心の隅に引っかかっていた忘れ物がいよいよ警鐘を鳴らし始めた。
「公開しなきゃ!」
2015年のことは2015年中に、である。
w-inds.のツアーが決定した当初の私は
2015年6月というと、ちょうどアルバム発売とツアーが発表された頃である。当時の私はというと、正直なところw-inds.への熱は冷めていた。ライブへの参戦も「もう、いいかな」と思っていた。お金も貯めたかったし、その頃には他にお金をかけたいものも出てきていた。けれど、オタク心というのは不思議なもので、ツアーが決定したことで周りのオタクたちが浮き足立ち、喜び合う様を見ていたら共鳴したように気持ちがざわつき始めた。相変わらず「ライブに行きたい」という気持ちにはならなかったけれど、私も同じように彼らに興奮したいと思い始めていた。てっとり早く興奮するには動く彼らを見ればいい。動く彼らを見るにはひとつしかない。彼らの場合、メディア露出が少ないので本当の意味でひとつしかなかった。DVDを買おうと思った。
私はDVDを途中までしか持っていない。手元にあるのは、2003年のTHE SYSTEM OF ALIVE~2008年のSeventh Ave.まで
だと思っていた。
このアンケートをするまでは。
このアンケートで堂々の1位を獲得したMOVE LIKE THIS。ファンのみんなが言うんだから間違いないと勢い勇んでAmazonのページにいったらば
「あなたは過去にこの商品を購入しています」
嘘だろ…
よくよく見てみたら、MOVE LIKE THISどころかThree Fourteenまで買っていた。いつの間に、自分。(これを書きながら思い出したのだけれど、Three Fourteenを買ったのは、YouTubeで見たCos Of Youのダンスに脳天貫かれて、これはいつでも見られるように手元に置いておきたいあわよくば家宝にしようとCos Of Youの収録されているDVDを探して買ったのだった。なんとも私らしい衝動買いである。)
(ちなみに、私が脳天貫かれた動画はこちら)
[Engsub]w-inds.Cos Of You (2010 Yokohama Arena)
DVDを買うだけでこんなに苦労するとは思ってもみなかった
まあそんなことはどうでもいいのだ。MOVE LIKE THISもThree Fourteenも手元にあるのならまた違うのを買えばいい。さて、じゃあ何を買おう。Amazonを見た。公式サイトを見た。Wikipediaも見た。いろいろ見た。いろいろ見た、けど、どれがいいのか分からなかった。決められなかった。その代わりに、いらないことばかりに興味を取られていろんなまとめを作ってしまった。
これとか、
これとか、
結局、DVDに関してはどこを見てもイマイチほしい情報が手に入れられなかった。おそらく、私がずっと現役のファンを続けていたならばそれだけ見れば事足りたのだろうと思う。つかずはなれずの、まさに「つかず」の時期に情報を得ようとしてようやくわかった。たかがDVDの情報を得ることが、w-inds.の過去を振り返ることがこんなにも難しいことを。
そして思った。きっと私以外にも彼らの情報を得るのに苦労している人がいるのではないか。もしかすると、苦労しすぎて断念した人までいるのではないか。彼らのファンのために、彼らのファンだった人のために、いやむしろ彼らのために、そして未来の自分のために苦労した私の軌跡を残しておこうと。備忘録として。
そうしてできたのがw-inked.inだった
ここまで大げさに書いてきたものの、2ヶ月の時を経て改めて見返してみると大したコンテンツもないサイトだった。まあいい。私が欲しかったのはあくまでもこのページだ。
winkedin.weebly.com
もともとはDVDに収録されているセトリが欲しかった。セトリだけだと味気ないので各ツアーの日程も埋め込んでみた。その後、そういえば各日でアンコールが変わったり、セトリが途中で変わったりしているからDVD収録のセトリだけじゃなくて各日のセトリもほしいな、と思ったんだけれど、それはあまりにも途方もない作業になりそうだったので途中で断念した。
あと、せっかくなので興味本位でまとめたいろいろも載せておこうと思った。Twitterは便利だけれどとても流動的なツールだと思う。当時は盛り上がったあれこれも今となっては見返してくれている人は誰もいないだろう。もはや忘れられているかもしれない。まとめたところで需要はないかもしれないけれど、少なくとも私が懐かしむくらいには、数年後には「あの頃は輝いてたな…」と遠い目になるくらいには必要性を感じるので載せておく。
結局のところ
公式サイトのように最新情報が載っているわけでもなく、Twitterのようにリアルタイムで情報が流れているでもなく、Wikipediaほどの情報量があるわけでもないけれど、つかずはなれずのファンにはちょうどいいコンテンツ量ではないかと自画自賛しておく。
特に、過去にファンだった人、そして少しでもw-inds.に興味を持った人のとっかかりになるくらいのサイトになればいい。息の長いアーティストやアイドルになればなるほどファンにしか分からない空気感や用語があり、少しでもその場を離れるとついていけなくなる。つかずはなれずがそうなのだから、新規の方は尚更だろう。
そういう方がw-inds.に戻ってきたとき、あるいは新たに触れたとき、公式やTwitterやWikipedia、YouTubeを経てもっとw-inds.のことを知りたいと思ったときにw-inked.inを見てもらえれば幸い。w-inds.はこんなこともしていたんだな、こんな所にも行ったんだな、こんな風に愛されてるんだなというのを知れる場所として少しでも役に立てば幸い。
w-inked.inはw-inds.の"これまで"をまとめたログサイトです。
追記:ツアー発表当時はライブに行くほどの熱がなかった私でしたが、このサイトを作る過程でファンの方や龍一くんと交流しまさにヒートアップ。結局、今年も参戦しました。とても素敵なライブでした。